食材宅配の知恵袋
2016年02月11日
無農薬野菜と有機野菜の違いって?食材宅配の美味しい野菜の種類
野菜は健康な体を作るために欠かせない食材。野菜は、1日に350g以上摂取することが理想的だといわれています。しかし、中には野菜が苦手であまり積極的に食べないという人もいるのではないでしょうか。家族のために、おいしい野菜を食べさせたい。体に良いものを食べさせたい。そんなときには、食材宅配で質にこだわった野菜を購入するのがおすすめです。
おいしい野菜といえば、「有機野菜」や「無農薬野菜」を想像する人が多いはずです。この「有機野菜」と「無農薬野菜」を同じものだと認識している人も多いのではないでしょうか?しかし、この2種類はまったくの別物なんです。
有機野菜と無農薬野菜の違い
混同しがちな有機野菜と無農薬野菜ですが、それぞれ異なる定義があります。
無農薬野菜
無農薬野菜は、農薬を使用せず育てられた野菜のことを指します。ただし、農薬を使用していないのはその年の栽培期間中に限られるため、前年の栽培で農薬を使っていても無農薬野菜として位置づけられてしまいます。つまり、「今年から農薬を使わないで野菜を作ろう」と決心し、実行すればそれだけで無農薬野菜と呼ぶことができるんです。
有機野菜
有機野菜とは、農薬だけでなく、化学肥料も一切使用せず生産された野菜のことです。有機野菜として商品化するためには、一定の場所で無農薬・無化学肥料での栽培を3年以上続け、有機野菜と認定される必要があります。
また、認定後も毎年検査機関の監査が入ります。この厳しい監査をクリアした農場で作られた野菜が、有機野菜として販売されているんです。3年以上無農薬・無化学肥料で生産している農場の土は、化学物質が一切含まれていない状態になるため、よりおいしく安全な野菜を作ることができます。
このように、無農薬野菜と有機野菜はまったく異なるものです。無農薬野菜は、土の中にこれまで使ってきた農薬が残っていたり、化学肥料を使っていたりする可能性があるため、「化学物質を一切使っていない野菜」というわけではないんです。農薬も化学肥料も一切使っていない野菜を食べたい場合には、検査機関の監査をクリアしている有機野菜が安心です。
農薬などの化学物質は野菜の味を損なっている可能性も
今までおいしい野菜にめぐり合ったことがないという人もいるのではないでしょうか?それは、野菜に残っている化学物質が原因かもしれません。農薬や化学肥料などの化学物質は、健康に影響を及ぼす可能性があることはもちろん、野菜の味を損なう原因にもなっています。スーパーマーケットなどで売られている野菜は、害虫からの被害を防いだり野菜の発育を促したりするために、農薬や化学肥料を使って生産されています。
野菜の味の良し悪しには、生育環境がとても重要になります。つまり、野菜を育てていく過程で農薬や化学肥料を使うと、多少なりとも味に影響が出てしまう可能性があるんです。食材宅配では、化学物質を使っていない有機野菜を取り扱っているお店が豊富。野菜そのものの味を楽しみたい人におすすめです。
食材宅配でおいしい野菜をゲットしよう
スーパーマーケットに並んでいる野菜は、無農薬野菜や有機野菜だけではありません。そのため、無農薬野菜や有機野菜を探すのに手間がかかります。たくさんの野菜の中から、ひとつひとつ見分けていくのはとても大変ですよね。食材宅配なら、化学物質を使っていない有機野菜を探すのもとても簡単です。
自宅でひとつの画面で検索するだけで有機野菜を見つけることができるので、忙しい合間にするお買い物の時間をグッと短縮することができます。おいしくて新鮮な野菜を家族に食べさせてあげたい。でも、お買い物のために時間を割くことはできない。そんなときにこそ食材宅配がおすすめなんです。