食材宅配の知恵袋
2016年04月27日
食材宅配の有機栽培を選びたい!農薬が残りやすい果物・野菜まとめ
目次
有機って何?オーガニックって?
有機はオーガニックとも言われ、同じ意味を指しますが、農薬や化学肥料にできるだけ頼ることなく、自然の中で育てたものに対して使われるキーワードとなっています。食材宅配でも意識される事柄となっていますので、安全面を意識した食品として、幅広い内容を参考にしてみましょう。有機JASマークによって見分けもできます。
残留農薬について
農薬は、食べ物をより良い状態で作り上げるのに必要なものとして考えることもできますが、人体への影響は無視できないポイントですね。残念ながら、無事に育った果物や野菜には、成長の過程で使われた農薬が残っていることがありますので、これらの危険性についても理解しておきましょう。
農薬が残りやすい果物について
リンゴ
リンゴは農薬が残りやすいフルーツとして、残念ながらトップに出ることが多い果物となっています。育て方の難しさも影響することがあるでしょう。よく洗う、皮を剥く、などのケアが勧められますが、皮を剥くことで、栄養面ではデメリットになってしまうこともありますので難しいポイントでもありますね。
イチゴ、ブルーベリー、ラズベリーなどのベリー
皮が剥けない、やわらかくデリケートでよく洗えない、などから心配されるフルーツです。農薬の程度がわかりづらいこともある輸入物が見られることもありますので、産地の心配も合わせて挙げられることがあるでしょう。
桃やネクタリン
リンゴと合わせて上位に上がることのあるフルーツです。甘い香りは虫にも人気がありそうですね。皮は向いて食べることができますが、皮が薄い、ということも心配につながることがあるでしょう。よく水洗いをする、皮むき、などは対策としておすすめです。
ブドウ
甘い香りと輸入物が多いこともあり、心配されることが多いフルーツです。房になっているので、よく洗うのも難しい面があるでしょう。ただ、その分気を付けられているという見解もあります。選び方や食べ方なども工夫してみると良いですね。
農薬が残りやすい野菜について
セロリ
農薬が残っていることで、野菜の中では上位に挙がることがあります。皮が薄い、皮が剥けない、という特徴や、サラダで生のまま食べることなども心配につながることがあるでしょう。
ピーマンやパプリカ
同じく、皮を剥かずに食べるという点でセロリと合わせて心配されています。また、赤、黄色、オレンジなどのカラフルなパプリカは、輸入ものが多いことも心配点として挙げられることがあるでしょう。
葉の野菜
ほうれん草や小松菜なども、残留農薬が多いとされています。キャベツなどとは違い、葉が広がりながら育つことも影響するでしょう。ただ、茹でて食べることも多いので、調理方法を上手に工夫できると良いですね。
トマト
トマトは、虫の被害や病気にかかることも多くあるデリケートな野菜です。その為、農薬の心配も出てくるでしょう。また、サラダなどで皮ごと食べることが多いのも影響につながります。食べる時には湯剥きが勧められることもありますので、参考にしてみましょう。
キュウリ
トマトと合わせて、そのままサラダに良く使われるキュウリは、同じく残留農薬が心配される野菜となっています。ですが、よく洗うことと、板ずりなどの工程が役立つことがありますので、下ごしらえも心がけておくと良いでしょう。
残留農薬は対策も心がけてみよう
果物や野菜に残ってしまった農薬は、適切なケアを行うと、少しでも対処できることがあります。流水にさらす、よくこすり洗いをする、茹でる、皮を剥く、キャベツなどの重なっている葉ものは外側の葉を取る、などの方法があり、下ごしらえで、酢水や塩水に付けたりする工程も役立つことがありますので、参考にしてみましょう。