食材宅配の知恵袋
2016年01月22日
どっちが便利でお得?ネットスーパーと食材宅配の違いについて
高齢者や子育て中の方に人気の「宅配サービス」。宅配サービスには、ネットスーパーと食材宅配の2つがあり、どちらも自宅まで食材を届けてくれるサービスなので、違いがよく分からないという方も多いはず。それぞれのの特徴を知って、自分にぴったりの宅配サービスを見つけましょう。
目次
ネットスーパーとは
生鮮食品やお惣菜、生活用品などが、実際にスーパーに買い物に行ったときと同じ感覚で注文できます。注文した商品は、早ければ注文した当日に自宅まで届けてくれます。
ネットスーパーのメリット
定期的な食材宅配とは違い、自分の好きなタイミングで利用できます。スーパーに並んでいる商品が購入できるだけでなく、チラシの特売商品やタイムバーゲン価格の商品も適用されるので、経済的にもお得です。
ネットスーパーのデメリット
ネットスーパーの中には、全国対応していない店舗もあり、ネットスーパー近郊に住んでいる人しか利用できない場合があります。また、希望する商品が品切れになっていることもありますので、必ずしも注文した物がすべて買えるというわけではありません。
食材宅配とは?
インターネットやカタログで注文した食材・商品を、定期的に自宅まで届けてもらうサービスのことです。
食材宅配のメリット
近隣にあるスーパーでは入手しにくい、無農薬・有機栽培の新鮮な野菜や、添加物を使用していない加工食品など、安全性の高い食品を購入することができます。また、注文してから数日後に届くため、ネットスーパーのような「品切れ」がほとんど発生しません。
デメリット
定期的に利用することが前提となっているため、ネットスーパーのように「この日だけ利用したい」ということができません。
食材宅配の種類
食材宅配には、大きく分けて「野菜などの食材を配達」「組合員向けの配達」「半調理または完全に調理済みの夕食宅配」の3種類があります。
野菜などの食材を配達
無農薬や低農薬・有機栽培などにこだわった新鮮野菜を宅配してくれます。スーパーでは、このような安心安全にこだわった食材を購入するのは難しいですが、食材宅配を利用すれば、手軽に入手することができます。野菜以外にも、肉・魚・無添加食品といった食品全般を販売しているところもあります。
健康への意識が高い方や、赤ちゃんのいるご家庭には、特に人気のある宅配サービスです。毎週1回、指定された曜日に宅配してもらうのが一般的ですが、都合の悪い週は、宅配を休むことができたり、希望日に届けてくれる宅配業者もあります。
組合員向けの配達
生協は、組合員同士が助け合って、生活を向上させていくことを目的とした宅配サービスです。そのため、生協を利用するには、組合員になって出資金を支払う必要があります。組合員になれば、生協が独自に開発した商品が販売してもらえるなど、こだわりのある食材を購入できます。
商品の注文の仕方は、毎週の配達時に、一緒に届けられる注文用紙に記入する方法や、インターネットやフリーダイヤルで行うこともできます。毎週1回、決められた曜日に、自宅や職場などに食材を届けてくれます。
半調理または完全に調理済みの夕食宅配
前もって、メニューが掲載されたカタログの中から好きな献立を選んでおきます。そして、宅配をお願いした日に、献立に必要な食材やレシピが自宅まで届くサービスです。カット済みの野菜や、味付けされた食材が届くので、調理時間が短縮されますし、毎日の献立を考えるのが面倒な方や、買い物に行く時間がない方におすすめです。
専任の栄養士が献立のメニューを考えているので、栄養バランスがよく、味だけでなく健康にこだわった料理を食卓に並べることができます。基本的には、毎日宅配してもらうことになります。
結局どっちが便利?
ネットスーパーは、自分の好きなタイミングで注文し、早く届けてもらえることから、とても利便性に優れたサービスです。特売品なども選べることを考えると、購入費用を安く抑えることができてお得です。一方、食材にこだわり、安全性に優れた食材を安心して購入できるのは、食材宅配です。家族の健康を考える方には断然おすすめです。ネットスーパーと食品宅配のそれぞれの特徴を理解し、自分の好みやライフスタイルに合わせて選んでみて下さいね。