ネットスーパーの知恵袋
2016年04月21日
電力自由化とネットスーパー!アピタが「スマ電」と提携して電気販売開始
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「電力自由化はネットスーパーと無関係じゃないの?」と思われ方も多いかもしれませんが、実はそうでもなさそうです。当サイトでもご紹介をしているアピタネットスーパーの運営元、株式会社UCS(ユニーグループ・ホールディングスの子会社)が新電力会社の株式会社アイ・グリッド・ソリューションズと提携して「スマ電」というサービス名称で電力供給サービスを行ることが決定したのです。
目次
アピタが電力自由化に参入?スマ電って聞いた事ないけど?
まだ正直なところあまり話題になっていない「スマ電」ですが、今後は大きな話題になっていく可能性があります。というのも、現在ではまだスマ電として電力を提携、販売するスーパーマーケットは10社にも満たない状態ですが、今後は提携するスーパーをどんどん拡大していく予定なので、もしかすると今は関係ないと思っているあなたの近くのスーパーがスマ電と提携をして電力供給を開始するかもしれません。
誰でも加入できるの?条件はあるの?
アンペア数や供給エリアなどの加入の条件をご紹介します。
アンペア数
スマ電は誰でも加入できるかというと、そうではありません。今後は変わっていく可能性もありますが、現段階では契約アンペアが40A以上の家庭が対象となります。
供給エリア
東京電力エリア、中部電力エリア、関西電力エリアに住んでいる人が電力供給の対象になります。それ以外の地域の人は加入できません。
料金はどのくらい安くなるの?
電気料金については実際に公式ホームページで料金シミュレーションをしてもらうのがもっとも手っ取り早い方法になりますが、基本的には東京電力の従量電灯Bと同じ内訳になります。基本料金などは同じですが、電気使用量により第3段階が東電よりも割安になっています。
新電力なんだからセット割引や特典はあるの?
セット割りと言えば電力自由化の醍醐味のようなものですが、これが将来的にスマ電が面白くなる可能性を秘めている部分と言えるかもしれません。なぜなら電力を販売するスーパーマーケットによって「セット」にするものが違うからです。現時点でも「毎週卵1パックをプレゼント!」「入会時にボーナスポイントプレゼント!」「毎週日曜日の「スマ電」の日は会員さまだけポイント5倍!」」などのサービスがありますが、提携店舗が増えれば増えるだけ面白い付帯サービスが期待できるのではないでしょうか。
口コミや評判が気になるんだけど
スマ電の口コミはまだ正直ほとんどと言っていいほど見かけませんが、加入者が増えれば必然的に増えていくことでしょう。現時点では参考になるようなものはありませんので掲載は控えようと思います。
電力自由化とネットスーパーの今後について
スマ電がスーパーマーケット各社と提携を広げていく一方で、イオンやイトーヨーカードーなどの規模の大きい会社では、自社で新電力の立ち上げを考えている可能性もあるかもしれません。そして電力自由化はまだはじまったばかりですから、今後も2017年4月に控えるガスの自由化までの間に新電力の参入はたくさん発表されることになるでしょう。実際にスマ電は選択肢の一つでしかありませんが、電力会社や電気料金を比較できるサイトなどを参考にしながら、検討を進めてみると良いでしょう。ちなみに私はHTBエナジーかENEOSでんきにしようと考えていますよ。