生活クラブ
2016年06月02日
食材だけじゃない!容器や包材も安心できる生活クラブの環境ホルモン対策
生協(生活協同組合)が運営する食材宅配「生活クラブ」では、「安全」「健康」「環境」を考えた、食の安全への取り組みをさまざまに行っています。今回は、生活クラブの数ある取り組みの中から、環境ホルモン対策についてご紹介していきます。
環境ホルモンとは?
近年その存在を危ぶまれ、メディアなどでも話題の環境ホルモンですが、どのような物質を指すかご存知でしょうか?環境ホルモンとは、体内に入ることで免疫系や自律神経系などに悪影響を及ぼす化学物質とされ、その種類は、ダイオキシンをはじめ、殺菌剤や食品添加物など、約70種といわれています。環境ホルモンを含むものとして、ラップやプラスチック容器、合成洗剤などが挙げられており、生活に大変身近なものから検出されることがお分かりいただけるかと思います。
ここが安心!生活クラブが行う環境ホルモン対策
生活クラブでは、環境ホルモンを溶出させない取り組みをさまざまに行っています。
容器・包材の安全への取り組み
各種容器やフィルム包材には、燃やしてもダイオキシンが発生しない素材のものを使用し、缶容器にも、内側をコーティングするなどの対策をとっています。また、ビン容器を積極的に取り入れ、再使用することでゴミの削減にも貢献。ゴミを減らせば、温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量も減り、エコ対策にも一役買うことができますね。
容器だけではない環境ホルモン対策
取り扱う農産物においては、環境ホルモンである残留農薬量にも配慮しており、自主基準は国の基準の1/10以下を目指しています。また洗剤類やせっけんについても、合成界面活性剤不使用で自然にも優しい素材を使用。お子様のいるご家庭の方や、敏感肌の方に好評となっています。
いかがでしたか?生活の何気ない部分で、いつの間にか影響を与えるとされる環境ホルモン。生活クラブでの細やかな対策なら、安心した日常を送ることができますね。今後は是非、食材だけではなく、容器などの安全にも配慮していきましょう。