イエコック
2014年02月11日
カット野菜は危険?気になる安全性・洗剤消毒・食中毒・外国産の嘘・本当
カット野菜は洗剤で洗われてる?
カット野菜に限らず、チェーン店のサラダや、弁当屋の飾りに使われているレタスなどは、衛生の為洗剤で洗われ、消毒されています。と、言うと、洗剤で食器を洗っている様子を想像し、「じゃあ危ないんじゃない!?」と思う人もいるのですが、野菜の洗浄は食器の洗浄とは別なので安心して下さい。
そのお店により使用する洗剤は違いますが、野菜を洗剤液につけている時間は限定されており、野菜が洗剤液を吸わないようになっています。また、洗剤で洗った後に流水で流す時間も決められていて、野菜についていた洗剤はしっかりと洗い流されるようなシステムが出来上がっています。
「それでも、洗剤を使って洗うのは怖い」と感じる人もいるかも知れませんが、野菜は土の上で育ちます。土中に存在している細菌やウイルスの他に、野菜の上にカラスが止まったかも知れませんし、虫もついたかも知れません。そのような際に付着した可能性のある細菌、ウイルス、汚れなどを落とすには水だけでは不十分なのです。
もし野菜を水だけで洗浄し販売している業者があったとすれば、それは逆に怖い業者です。
食中毒の危険性は?
まだカット野菜の業者が少なくて、そのシステムが確立されていなかった頃、カット野菜に付着していた菌が原因で食中毒事件が起きたことがありました。そのような事件のイメージが頭の中にある人は、いまだに「カット野菜は怖い」と思っている事もあります。
しかし、カット野菜の処理技術は昔に比べとても向上しました。きちんと洗浄した後に衛生的な環境でカットされ、次亜塩素酸ナトリウムなどで殺菌、消毒され、パック詰めされます。土中にあるリステリア菌や、次亜塩素酸ナトリウムで殺菌されてしまうノロウィルスなどによる食中毒の心配がない分、普通の野菜よりもカット野菜の方が安全だとも言えます。
外国産の野菜が使われている?
カット野菜に使われている野菜は、どこで作られたものなのか気になりますよね。外国産の野菜は怖いので食べたくない、という人もいるでしょう。最近スーパーやコンビニで売られているカット野菜は、ほとんどの物に産地が明記してあります。ミックス野菜の場合は「キャベツ(愛知県産)、もやし(岩手県産)、ニラ(中国産)」のように表記されているので、購入する前に確認するようにしましょう。
「イエコック」のように、国産のカット野菜を販売してる食材宅配業者もあるので、国産のカット野菜が欲しい時は利用すると便利です。