秋川牧園
2016年05月28日
秋川牧園の全植若鶏のこだわりと安心の秘密!美味しい鶏肉が食べたい
秋川牧園の全植若鶏には、育つ過程から美味しさの秘密がたくさん隠れています。40年以上の思考錯誤の結果でもある、こだわりと安心の秘密を、じっくりと見ていきましょう。 お肉だけでなく、全植平飼たまごの、美味しい卵作りにもつながっています。
目次
全植ってどういう意味?
全植というキーワードは、100パーセント植物性の飼料で育てた、ということを意味していますが、言い換えれば、動物性の飼料を与えていない、ということになるでしょう。鶏の飼料には、肉骨粉や魚粉を使う場合も見られますが、残念ながら、デメリットに対して問題点も挙げられています。秋川牧園では、このデメリットに向き合い、全部植物性の飼料で育てる、という全植に取り組み、美味しく安全な鶏肉の提供に力を注いでいます。
全植にはどのような効果があるの?
鶏の美味しさは、どんな飼料を食べて育ったか、ということも影響し、食べた時の風味にも関係してきます。飼料を全て植物性にすることで、鶏肉の風味がより良くなり、食べやすくなることもあるでしょう。肉の臭みの軽減にもつながりますので、鶏肉臭さが苦手に感じている人にもおすすめです。また、生体濃縮と呼ばれる、分解されにくい農薬が、動物の体内で濃度が上がってしまう、という食物連鎖の中で心配される農薬問題を避ける上でも役立っています。
全植若鶏のいろいろなこだわりをチェック
のびのびとした環境で育てる
秋川牧園の鶏は、全ての期間、開放的な鶏舎で育っている、という特徴があります。鶏をぎゅうぎゅうに詰め込んでいないため、スペースにゆとりのある環境となっていますが、これは、鶏の受けるストレスの軽減にも役立つでしょう。太陽の光が注がれ、自然の風も入る鶏舎で、秋川牧園の鶏は自由に動き回りながら育っています。動き回ることのできる環境、というだけでは、メリットを感じにくいこともあるかもしれませんが、鶏がしっかりと運動できることは、お肉の美味しさにもつながるポイントなのです。
成長するまで急がない
鶏は、どのくらい成長させるか、という期間も関係してきますが、全植若鶏は、飼育期間が長いことも特徴の一つ。一般的な期間よりも、10日~15日ほど長い、60日以上かけてじっくりと育てることで、お肉のうまみの増加が期待できます。
植物性の飼料もさらにこだわる
全て植物性の飼料、というだけでなく、植物性の飼料の中でもさらなるこだわりがあります。遺伝子組換飼料を使わないことや、ポストハーベストと呼ばれる、収穫の後に使われる農薬などを使っていない原材料を選ぶこと、という特徴もありますので、参考にしてみましょう。また、所有している放射能測定器で、飼料の検査も行っていますので、安全性のメリットにもつながります。国内での産地特定が難しい原材料も使わないようにしていますので、飼料の産地も明確になっています。
薬を使わないで育てる
野菜などと同じように、鶏もまた、人工的な働きかけをしないで育てるのは難しい部分がありますが、全植若鶏は、抗生物質、合成抗菌剤、成長促進剤、などの投薬をせずに育てているという特徴もあります。
美味しい鶏肉になる秘密
全植若鶏が美味しい秘訣は、育つ環境だけでなく、製品化されるまでの過程もポイント。衛生的な秋川牧園の工場で製品化される鶏肉は、うまみを逃がさないように15分のハイスピードで凍結されます。新鮮なお肉のまま、急速冷凍されて自宅に届く、というのも嬉しい秘密ですね。
そんなたくさんの過程をより生かすためには、食べる側の工夫も大切です。食べる時には、冷蔵庫に移して自然解凍で、ドリップと一緒に旨みが逃げてしまう前に調理するなど、よりおいしく食べるための工夫も参考にしてみましょう。